軽自動車は長さや幅・高さに規制がある車種で規制をクリアしていない場合は普通車扱い
軽自動車は長さや幅・高さに規制がある車種で規制をクリアしていない場合は普通車扱い
軽自動車とは長さ・幅・高さに規制がある車種であり、具体的には長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下とされています。
価格的にもそうですが、税制面でも普通車に比べると優遇されているのが特徴です。
またエンジンの排気量も軽自動車の大きな特徴の一つであって、660cc以下となります。
これらのうち一つでも基準をクリアしていなければ普通車扱いとなるわけです。
なおこの数値は、軽自動車という規格が生まれた当初から変わっていないわけではありません。
技術の進歩や社会情勢を踏まえて変更されてきており、最初に制定されたのは戦後間もない1949年のことですが、その当時は長さは2.8m以下、幅は1.0m以下であり、実際にこれでまともに乗用車として使えるような製品を作って販売することは難しく、商業的に成功したと言える車種が登場するのはそれから10年程度も経過してからのことです。
もちろん、それまでに規格は何度も改訂されていました。
全高の高い軽自動車の優れた積載能力は驚異的でもある
日常生活の足として抜群の使い勝手を有している軽自動車は、セカンドカー需要だけでなく近年はファーストカーの選択肢にも挙げられることが多くなってきています。
その一つの要因が、スーパーハイトタイプと呼ばれる全高が180cm前後の、スライドドアを備えたモデルの存在です。
軽自動車メーカー各社からこのタイプの車種が販売されており、ホンダのNBOXを筆頭にダイハツタントやスズキスペーシア、日産デイズルークスと姉妹車の三菱ekスペースが熾烈な販売台数争いを繰り広げています。
いずれのモデルも、極めて高い積載能力が特長となっており、長尺物や背の高い荷物なども難なく積み込める驚異的なスペース効率は、ファーストカートしての需要を吸収する魅力を備えているものと言えるでしょう。
余裕のある全高は室内空間に広々とした開放感をもたらすことも、従来の軽自動車のイメージを大きく帰るものとして人気を集めています。
これから使い勝手の良い軽自動車を購入しようとお考えの方は、ぜひスーパーハイトタイプを検討してみると良いでしょう。