軽自動車は年式により排気量が3種類存在していた
軽自動車は年式により排気量が3種類存在していた
軽自動車の歴史を紐解くと、年式により排気量に差があるというか、技術の進歩とか社会情勢の変化を受けて規格や規制も変化してきていることが背景にあります。
現在、軽自動車といえばエンジン660cc以下ですが、1990年までは550cc以下、そして1976年までは360cc以下でした。
今でも年配の人の中には軽自動車といえば反射的に360cc以下と思うような人がいたりします。
自動車の寿命は今でも平均して10年ちょっとといったところですから、1990年以前の、ましてや1976年以前のクルマが今の街中を走っていることはほぼ見かけませんが、ある種のクラシックカー趣味としてしっかりメンテナンスをしつつ現役で活躍しているクルマが皆無というわけではありません。
なお、分類はあくまでもその年式当時の規格により決定されますので、例えば1980年に生産された排気量600ccのクルマがあった場合、現在の基準では軽自動車の区分に当てはまったとしても、当時普通車であれば今でも普通車扱いとなります。
軽自動車の規格内なら運転や車庫入れが簡単
人類の生活において、もはや車の存在は切り離すことができません。
車に乗り込んでハンドルを握れば、好きな時間に行きたい場所へ移動できます。
その中でも維持費が安くて済む軽自動車の人気が、多くの日本人の間で特に高いです。
軽自動車とはエンジン排気量が660cc以下の車両を指し、全長が3.4mで全幅が1.48m、全高が2.0m以下という規格が決まっています。
最近ではいろいろなデザインのものが発表されているので、運転する方もライフスタイルに合わせて選べるのも大きな強みです。
この規格内だと、狭い道でもらくらく運転することが可能です。
またあまり幅が広くない駐車スペースでも、余裕を持って停められます。
軽自動車は非常にコンパクトな車体設計なので、運転初心者には非常にありがたい存在です。
そして軽自動車には自動ブレーキや車線逸脱の防止、クルーズコントロールなど、運転を支援するシステムが標準で搭載されているモデルが多数用意されています。
事故のリスクを大幅に軽減できますし、ユーザー側も安心のカーライフを送ることができるでしょう。